近年、テレビや雑誌においてお寺の特集が増えています。背景にあるのが、少子高齢化に伴う檀家の減少ではないでしょうか。存続の危機に陥っているお寺も増えていますし、業界全体が変革期に入っていると言われています。
同じことが言えるのが、冠婚葬祭業ではないでしょうか。年々市場が小さくなっていますし、倒産を余儀なくされている会社もあります。唯一の例外と言えるのが、葬儀・告別式ではないでしょうか。高齢者の増加によって、紛れもない多死社会に入っていると言われています。
葬儀場や火葬場の確保が出来ずに、何日も待たされるケースが増えているようです。葬儀社も知恵を絞っていて、様々な料金プランを提案しています。最近は特定の宗派を持たない無宗教の方も増えていますし、祭壇にも色々なパターンが揃えられているようです。
トータルの金額が30万円台でおさまる場合もありますし、各種相談にも快く応じてもらえるようです。終活ブームが起きていますが、縁起が悪いと遠ざけてしまうだけでは何も変化がありません。有事に備えておくことで、遺族の混乱は最小限に抑えることが出来るはずです。特定の宗派を信仰していなくても、準備だけは万全にしておくべきです。