親戚へと渡す香典のマナーや相場

2016年11月24日
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香典とは、線香や花などのかわりに、死者の霊前に供えます。計報を知らされたら、不祝儀用ののし袋に現金を包み、通夜又は葬儀の際に持参することになります。表書きなどは、故人の宗教によって変わるので、きちんと調べて書くようにします。通夜や葬儀に参加することができない場合は、弔電を打ち現金書留で送ることになります。当時に、お悔やみの言葉や手紙を一緒にそえておくことを、忘れないようにします。香典には相場があり、故人との関係性によって、変化していきます。

関係性が近いことにより、相場は高くなりますが、絶対にこの金額というのではなく、幅があります。兄弟であれば、三万から五万円の間で、それぞれの判断で選ぶことができます。この相場は、あくまでも一つの物差しなので、参考にする程度でも問題ありません。また、香典を持っていく兄弟が、こちら側の葬儀などに出席してくれていて、持ってきてくれているのであれば、それを参考にしていくようにします。親戚などから頂いた金額は、忘れないように、何処かに記載しておくようにして、大切に保管しておきます。

自分が年齢を重ねて管理が難しくなったら、管理を子供に託しておくと、管理を引き続けることができます。また、結婚すると宗教が変わってしまうので、自分達の宗教についてのマナーをある程度伝えておくと、その違いに戸惑い、間違うことを防ぐことができます。子供達に手間をかけないためにも、時期をみて準備をしておくことも大切です。