近年、テレビや雑誌においてお寺の特集が増えています。背景にあるのが、少子高齢化に伴う檀家の減少ではないでしょうか。存続の危機に陥っているお寺も増えていますし、業界全体が変革期に入っていると言われています。同じことが言えるのが、冠婚葬祭業ではないでしょうか。年々市場が小さくなっていますし、倒産を余儀なくされている会社もあります。唯一の例外と言えるのが、葬儀・告別式ではないでしょうか。高齢者の増加によって、紛れもない多死社会に入っていると言われています。
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葬儀に参列することは、長い人生の間でもそう頻繁にあることではなく、いざ参列することになればありとあらゆるマナーで頭を悩ませることになるのではないでしょうか。悩みの一つに、香典はいくら包めば良いのかということをあげる人はかなり多いです。必ずしもいくら包まなくてはならないという決まりがあるわけではなく、故人との関係性や自分の年齢、社会的立場などありとあらゆることを考えて決めるようにしましょう。地域によって相場に違いがあるケースもあるので、悩んだ際には調べてみることが大切です。
葬儀を行うための葬儀場を決める際に値段が気になる方も多いですが、広さに応じて値段が高くなるのが基本です。もちろん葬儀会社ごとに若干差はありますが、それほど大きな金額の差ではありませんので、一般葬や家族葬など葬式のスタイルを事前に決めて、参列者がどれくらい来るのかを予想した上で葬儀場の広さを決めてください。スタッフも色々とアドバイスしてくれますし、インターネット上にも参考になる情報が豊富に掲載されていますので、事前にしっかり情報収集を行った上で判断するのがベストです。
故人との最期のお別れの儀式である葬儀を行うときは、通常はお通夜をしてその翌日に告別式を行いますが、告別式を行う場合はその日程に要注意をしなければなりません。それは基本的に6日に1回の割合で事実上の定休日があるということです。その事実上の定休日というのは友引となる日が該当します。この友引となる日はほとんどのお葬式業者ならびに火葬場は定休日となり、取り扱ってもらえません。なぜそんなことになるかというと、この友引というのは友を引き連れていくという意味をもってるからです。
取引先への香典の相場が、まったくわからずに悩んでいるという人も、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。どのくらいの金額を包めば良いのかということは、その相手の立ち位置などにもよっても変わってくるので、一概に金額を言うことができません。もしも相手が社長などの重役の人なのであれば、金額もその分だけ高くなるものの、あまり高い金額を包んで渡すというのも失礼にあたるので、調整が難しいところではあります。